21.3期 連結業績
通信事業はマイナス、成長領域(ライフデザイン、ビジネス)がプラス、トータルで増収増益となった
売り上げ+1.4% 営業利益 +1.2%
予想では、売り上げ+0.2% 営業利益 +0.5%だったので予想以上の好決算でした
携帯電話通信料引き下げで通信事業はマイナスになったが、それ以外の事業で利益が出せており売り上げ、営業利益ともにUP
成長領域とは、大きく分けて2つの事業
①ライフデザイン領域
(金融、コマース、エネルギー)
②ビジネスセグメント
(DX、IoT、クラウド)
売上高
auの通信事業は右肩下がりだが、想定内。逆に成長領域は右肩上がり。
営業利益
通信料減収、エネルギー事業が減収。その他の成長領域で利益をだして122億円の増収。
今後の成長戦略
既存事業の安定成長と成長領域の拡大を目指す
既存事業
マルチブランド戦略 5Gの推進 コスト効率化
成長領域
✓ライフデザイン領域
お客様接点と流通によるポイント流通によるau経済圏の拡大(金融、コマース、エネルギー)
✓ビジネスセグメント
通信・IoTを軸にした事業ドメインの拡大(DX、IoT、クラウド)
既存事業
・5G推進事業
5G契約件数増加中、基地局も増設しており全国展開中
・マルチブランド戦略
通信事業+ライフデザイン等の連携
成長領域①(ライフデザイン)
お客様との接点を強化し、ポイントでau経済圏を拡大していく。
au電気契約数、auPAY会員数、auスマートパス会員共に2019.3~2021.3は右肩上がりに増加しており今後も増加予想。
ライフデザイン領域での22.3期予想は、売り上げ+16.6%、営業利益+19.4%と大幅な増収、増益を見込んでいる。
特に金融事業で、21.3期で+200億円増収が、22.3期は、+520億円と大幅UP予想。
今後はauPAYを通じて、銀行、クレジットカード、住宅ローン、証券、ファイナンスなどをオンライン金融サービスを推進していきauユーザー以外にもサービスを広げていくそうです。
成長領域②(ビジネスセグメント)
ビジネスセグメントでは、22.3期で売上+4.8%、営業利益+14.6%を予想しています。
コア事業(通信)→nextコア事業(DX等)への転換でコア事業のマイナスを補填し、さらに増収の予想を立てています。
最後に
KDDIは通信事業だけのイメージたっだので、料金引き下げで今後は厳しいかと予測していました。現在保有している株も決算次第ですぐに売却しようと思っていたのですが、通信事業以外の成長が予想を超えていたので今後の様子をみながら売買していこうと思います。
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